最近よく耳にする言葉に「SEO」と言うものがあります。ホームページ運営者なら一度は聞いた事があると思います。SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとったものであり、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」といったような意味になります。
簡単に申しますと、検索エンジン最適化とは自分のホームページを検索エンジンにヒットされやすいように作り替えるといった内容です。このSEOをキチンと行なっているかどうかは非常に重要でありSEO無くしてはアクセスアップは望めないとまで言われています。
では、なぜ検索エンジンに対して最適化の対策をとる必要性があるのでしょうか?
現在、インターネット上で最も利用されているサービスは電子メールです。普段の生活を思い返していただければ容易に想像がつくと思います。私達は一日に何通ものメールのやり取りをPCだけでなく携帯電話を利用しても行なっています。
続いて2番目に利用されているサービスは何でしょう?それは検索サービスです。私たちが情報を得ようとした時に必ずと言って良いほど検索エンジンなどの検索サービスを利用しています。欲しい情報のキーワードを入力して行なう検索サービスは現在80%以上のユーザーが利用していると言われています。それだけ検索エンジンというものは利用されているのです。
ここで重要となってくるのは検索結果をユーザーはどの程度関心を持って見ているかという事があげられます。例えば「海外旅行」というキーワードで検索をかけると300万件以上のヒット数があります。これをユーザーは初めから最後までいちいち見ているのでしょうか?大抵の場合、始めの1〜2ページのみ見て、さらに詳しいキーワードに絞ったり、新たなキーワードでの検索をしてしまうことでしょう。よって検索結果としてユーザーの目に留まるのは始めの1〜2ページでしかないのです。
以上のことをまとめますと、
1:現在、80%以上のユーザーは検索エンジンを利用している
2:検索結果は始めの1〜2ページしか見てもらえない
という事がいえます。つまり検索エンジンにヒットしなければアクセスアップは望めず、また検索結果の1〜2ページに表示されなければ注目もされないわけです。
よってSEO対策をキチンと講じ、上位表示(結果の1〜2ページ)させることが重要なわけです。
上記のことより、SEOの意義と上位表示の重要性は理解していただけたと思います。では、上位表示させるためにはどうしたら良いか?この点について結果の掲載順位から見ていこうと思います。
みなさんご存知の検索エンジンの中に「Google」あります。世界的にも有名なこの検索エンジンでは検索結果の掲載順位を「アルゴリズム」というプログラムによって決定しています。このアルゴリズムによりホームページの内容を分析しキーワードと最も合致するものから順に掲載されます。
検索エンジンはユーザーに検索による結果を提供します。つまり、ユーザーが望む情報がいち早く手に入るような結果を表示してくれる検索エンジンは高く評価されるわけです。よって検索エンジン側としてはユーザーが「欲しい」と思う情報から、ユーザーに「役立つ」情報から掲載していくのです。使える情報から掲載していかないとユーザーは離れていってしまいますので検索エンジン側も必死です。「早く」「正確に」といのがユーザーの望む検索エンジンなのです。
話が少し脱線してしまいましたが、検索エンジンにヒットしてもらう側の私たちは「コノ事」を考えていかなければなりません。「ユーザーに使える情報だ」と検索エンジンに評価してもらう事が重要であり、SEOの目指すところとなります。
SEOはアクセスアップにつながると書きましたが、ただ単にアクセス数をアップさせるだけなら他にもいくつか方法があります。ですが、SEOは単なるアクセスアップだけでなく他にも非常に魅力があるのです。
検索エンジン最適化なわけですから、当然検索エンジンからのアクセス数が上がります。ポイントは「検索エンジンから」という点です。検索サービスを利用しているユーザーには目的意識があり、望む情報を手に入れようとしてキーワードによる検索を行ないます。
例えば、あなたが「化粧品」と取り扱っているホームページの運営者だとします。この時、あなたのホームページに訪問してもらえるユーザーの中に「化粧品を購入したい!」という気持ちのユーザーがいたら買ってもらえるかも知れませんよね。なにも考えずにネットサーフィンしているユーザーがフラっとよっただけの化粧品サイトで買い物をするでしょうか?
SEOにはターゲットユーザーを集客する力があります。無作為な不特定多数の人に向けられたアクセスアップとは違う点がここです。つまり、運営側の人間が望むユーザーを集客できる能力があるのです。
SEOの概要について説明してきました。現在、インターネット利用して調べ物をしたり、物を買ったりするのが当たり前の世の中となりましたが、そのような目的にたどり着くために検索サービスを利用しています。また、ホームページ運営者も年々増加しいまや数十億ページものホームページが存在しています。その2つを結びつける役割を担っている検索エンジンのことを理解しておいて損はないと思います。むしろ知っていないと損する事だらけだと思います。
アクセスアップや売り上げアップを狙うにしても、SEO対策を講じ、検索結果の上位表示を目指すのが最も近道ではないでしょうか?
|