まずはじめに、現在においてこれほどインターネットが普及し、多くのユーザーが利用している背景について考えていきたいと思います。
これほどまでに利用者が多く、広く普及した背景には利用することによる何かしらの利点があるからだと考えら、現代社会における生活スタイルに注目してみると非常に利便性が高いことが分かります。
現在において「情報」というものは「早く」そして「速く」手に入れることが必須であり、足早に移り変わる時代の流れをいち早くキャッチできることが、いかなる分野においても重要となります。ネットは常に新しい情報を発信し、アクティブに時代を映し出します。
また、時間帯を選ばないというもの要因であると考えられます。各個人が好きな時間に情報を手に入れることができるインターネットは、生活スタイルが不規則となってきた現代社会のニーズに応えることができます。
さらに、要求する情報のみを提供してくれるのもインターネットならではの利点です。自分が求めているものにダイレクトにアクセスできるわけですから、短い時間内に欲しいものを手に入れることが出来るようになります。
以上のことをまとめると、以下のようになります。
①アクティブな情報提供
②時間概念の適合性
③情報収集速度の効率
これらのことが要因の一つとなり、ここまでの普及を実現できたのではないかと考えられます。
次に、ユーザーがどのような情報を求めているかといった視点で考えていきたいと思います。
私なりに出した結論から申しますと、前述したような情報化社会で生きているユーザーは「より新鮮な情報」を求めていると考えられます。これは前項の①～③までの内容に合致しており、これらのことをユーザーの立場に立って考えると出てくると思います。
もっと簡単に言うのであるなら、もし自分自身が「ある情報」を手に入れたいと考える時の行動を思い返していただければ答えが出てきます。例えば、「今日のプロ野球の結果を知りたい。しかし、仕事で帰宅が遅くなってしまいスポーツニュースもやってない。」とこのようなシチュエーションだったとします。こんな時あなたならどうしますか？もしインターネットに接続できる環境にあるのであれば簡単に結果を知ることができますよね。
これがインターネット普及の背景であり、ユーザーの求めている情報はここにあります。つまり、新鮮な情報をたえず発信することにユーザーは魅力を感じ、求めているのです。
以上のことが情報化社会の基本的な概要であると思います。これらのことを踏まえた上で情報化社会における需要と供給について考察していきたいと思います。この需要と供給は非常に重要であり、どちらか一方のみでは上手に成立しません。私が考える、情報の供給側、需要側に必要となってくる事は
■情報の供給側；常にアクティブな情報を絶え間なく、迅速に提供する
■情報の需要側；必要と思われる情報を選別して入手する
です。この両者のバランスが正しく成り立つことが重要となります。そうすれば両者にとってよりよい結果を生むことができます。
インターネット普及に伴って、情報の需要側と供給側の両方を個人で行なうことが出来るようになりました。個人での供給、これの代表はホームページ運営です。
無数の個人運営の情報提供の場（ホームページ）が存在し多くのユーザーに供給してる現在で、ホームページを運営する方にとって最も頭を悩ませる項目の一つにアクセスアップがあげられると思います。アクセス数というのは非常に重要なパラメーターであり、運営者にとってはノドから手が出るほど欲しいものであると思いますが、このアクセス数をアップするためには情報の供給側の考えが必要となります。
つまり、前述した『常にアクティブな情報を絶え間なく、迅速に提供する』ということです。そして、それに加えユーザーの選別に勝ち残ることも必須となります。
具体的には頻繁な更新、それもユーザーが求めるような話題性のある内容の提供が必要となります。すこし精神論的な話になってしまいますが「もし自分がユーザーであったのなら、どんな情報があるサイトを好むか？」という考えを持つことが重要です。また、需要側の立場に立ち、新鮮で魅力的な内容を提供するためにも、サイト運営者1人で全てを管理するのではなく、他の人に意見を求めてみるのも一つの手かもしれません。
|
